2024.06.24

溶解工程

  • 溶解

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溶解工程では、スポンジTiやスクラップ材を主原料にTiインゴットを製造しています。Tiインゴットの代表的な製造方法は、以下の3つが挙げられます。

  • 消耗電極式真空アーク溶解(Consumable Electrode Vacuum Arc Remelting)
  • 電子ビーム溶解(Electron Beam Melting)
  • プラズマアーク溶解(Plasma Arc Melting)

大阪チタニウムテクノロジーズ(OTC)は、消耗電極式真空アーク溶解による技術でインゴットを製造しています。
最初にスポンジTiやTiスクラップ材を原料として、プレス機で固めてコンパクトと呼ばれる塊を作ります。そのコンパクトを組み立ててアルゴン雰囲気中で溶接、円柱状の消耗電極を製作、直流電流と電圧を印加することで、電極の先端からアークが発生して電極自身が溶解していきます。Tiをはじめとする金属は、用途に応じてターゲット組成を決定する必要があり、さらにインゴットの場所による組成ムラがなく、均一であることが求められます。

OTCは、ターゲット組成に調整するための高度な品質成分コントロール技術、また溶解時に凝固偏析等による組成の不均一性を防止する、高度な溶解技術ノウハウを保有しております。

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