前回の記事はご覧になりましたか?まだご覧になってない方はこちらをクリック。 今回は、新規事業推進グループ設立当初の悩みについて、インタビューした内容をお伝え致します。
3.新規事業推進グループ立上げ当初の悩みについて
⇒新規事業開発ってなにしたらいいのかわからなかった…
新規事業開発を積極的に取り組んでいたが、事業化に向けたスキーム構築に四苦八苦していました。会社としては新規事業開発をしなければいけない状況で、新たなアイデアをどのように具体化し、事業として進めればよいか、悶々とした日々を過ごしていました。
当時は、当社保有の技術をもとにした新製品開発について、検討していました。
技術者目線では、自社の技術は素晴らしいものだから、こんな風にしたら新材料が作れるのではないか?と考えます。でも、これだけでは新事業開発はできませんよね。 事業開発に携わっている方はもうお分かりだと思いますが、『市場探索』が不十分でした。
技術者が陥りがちなところだと思いますが、新技術開発や新商品開発が先行し、良い技術/良い商品を作れることはわかっていても、どこに又はどのように売ったら良いかが、全く明確になっていない。
事業開発の経験がないため、調査方法に関しても探り探りの状態でした。そこに新たなメンバーが加わったことで、WEB調査に加え、特許調査も始めました。今では、当たり前に実施している調査方法も、創成期は様々な苦労があったことを知りました。
次回は、新規事業推進グループ設立後の変化についてインタビュー内容も交えてお伝えいたします。