2024.06.24

電気分解工程

  • 電気分解

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還元工程では、TiCl4と還元剤であるMgが反応し、スポンジチタンと溶融状態のMgCl2が生成されます。還元工程で発生するMgCl2は、電気分解工程においてMgとCl2に分解されます。
そして、Mgは溶融状態で専用の容器に取出され還元工程へ、Cl2ガスはパイプラインを通じて再度塩化工程に送られます。電気分解は、投入資源を再利用するための重要な工程です。
電気分解工程では、溶融MgCl2が断続的に投入され、電極部分にて

MgCl2 (l) → Mg (l) + Cl2 (g)  ・・・③

の反応が起こります。

電気分解槽の電極は、創業初期は単極式(モノポーラー)でしたが、生産性を向上させるために多極式(マルチポーラー)の技術を開発しました。
マルチポーラーセルの電気分解槽は電極構造が複雑になり、より繊細な制御が要求されます。大阪チタニウムテクノロジーズ(OTC)では、マルチポーラーセルの技術開発により、現在では創業当時の5倍以上の生産能力増大に成功しています。
溶融塩電解の技術を利用し事業を推進している企業は、世界的に見ても例が少なく、OTCならではの独自技術とも言えます

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